苔玉の手入れ方法や育て方|置き場所や水やりのポイントを知ろう

苔玉の手入れ方法や育て方|置き場所や水やりのポイントを知ろう

最近、癒しを求める女性に人気が出てきている苔。
その中でも丸くコロンとしたフォルムと堂々とした佇まいで癒しを提供してくれる苔玉は、インテリアとしても人気が高まっています。

最近は雑貨屋さんでも苔玉が売られているのを見かけますが、手入れの方法や育て方について分からず、買うのをためらってしまう方も多いのではないでしょうか。

この記事では苔玉のお手入れや育て方のポイントをお伝えします。
重要なポイントを知っておけば、安心して苔玉をお家にお迎えできますよ^^

苔玉のお手入れ|2つのポイント

苔玉をきれいな状態で保ち、鑑賞し続けるにはお手入れが重要です。
苔玉のお手入れで重要なポイントは「水やり」と「環境」
この2つのポイントを抑えて手入れをしていれば、苔玉はずっとあなたを癒し続けてくれます。

水やり

水やりのタイミングとしては表面の苔が乾いて縮んでいる時、もしくは水やり後よりも苔玉が軽くなっていた時がベスト!
ただし表面の苔だけに水をやるのではなく、きちんと中の土まで浸透させる必要があるため、霧吹きなどでは物足りません。
じょうろなどでたっぷりと水をあげるか、もしくはバケツなどに水を溜めて、苔玉ごとドボンと沈めてしまうのもいいですよ^^
5分ほど水のなかに沈めたままで大丈夫です!気泡が出てこなくなったら中まで水が浸透した合図、引き上げてあげましょう。
朝夕にたっぷりと水をあげ、できるだけ乾かさないように配慮が必要です。
風通しが悪かったり、部屋の温度や湿度が高い状態だと、苔玉にカビが生えてしまう恐れがあります。

そのため真夏で温度の上がる日中に水やりをすると、暖かい空気が入り込んでしまい、カビの原因になることも。暑い日は日中よりも早朝や夜間など涼しい時間に水やりをしてあげると長持ちしますよ^^

明るく風通しのいい環境で

苔玉に最適なハイゴケは、明るく風通しのいい環境を好みます。

室外にも自生するため、実際は室内よりも室外の日陰の方が育ちやすいのです。
完全に室内で育てるよりも、直射日光を避けられて風通しがいい室外で育てる方が向いています。
ですが、せっかくの苔玉はインテリアとしても楽しみたいですよね?
その場合は2~3日に一度、屋外の明るい日陰に置いてあげるか、もしくは窓を空けて屋外の空気に触れさせてあげてください。
お部屋に飾るときにも、なるべく風通しのいい場所に置いて鑑賞するようにしましょう。

 

苔玉のお手入れは季節によっても変わる

苔玉を育てるには知っておきたい2つのポイントがあります。
お手入れ方法でもお伝えしましたが、苔玉にとって夏は厄介な季節です。
一方で冬の寒さには意外と強いです。ですが冬は苔が茶色く変色してしまうことがよく起こります。
その際の対処法について、説明していきます。

夏のお手入れ

苔玉の最大の敵は「蒸れ」です。
暑く湿気が多い日が続くと、苔にカビが生えて枯れてしまうことも。
カビが生えてしまったら、適量に薄めた木酢液を布やティッシュにとり、優しく拭いてあげましょう。
蒸れを予防するためには、外気や日光に当ててあげること、高温多湿を避けることが重要です。

冬のお手入れ

冬の寒さには意外と強い苔ですが、寒風に当たると茶色く変色してしまうことがあります。
これは枯れてしまったわけではなく、多くの場合「休眠状態」に入っているだけです。
焦って水をあげすぎてしまうと、多湿になり枯れてしまいます。
暖かい室内に入れて、霧吹きなどで苔に水を与えるくらいにしておきましょう。
春になって暖かくなるとまたきれいな緑色を見せてくれますよ^^

苔玉の苔がはがれてきたり、補修が必要になったら

もしも苔玉を育てているうちに、苔が一部はがれてしまったり、茶色くなってしまった場合は、ふりこけサッサが便利です。

乾燥した苔が入っているので補修したい場所にさっと振りかけて水をやるだけで、青々とするため、簡単に苔玉の補修ができます。
苔玉の苔が少ないからもう少し足したい!という時にも便利ですし、苔が茶色くなっている部分に振りかけて緑で埋めることもできます。
ふりこけサッサは苔を育てている方は一つ持っておけば安心ですよ^^

まとめ

苔玉のお手入れ方法についてまとめました。
苔は繊細なように思いますが、きちんと水やりと生育環境さえ整えてあげれば長い間鑑賞できます。
大敵となる蒸れにさえ気を付けていれば手軽に育てられる植物です。
ぜひインテリアや日々の癒しに苔玉をお家にお迎えしてください^^

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